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令和4年4月より新体制のお知らせ

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頭痛外来

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偏頭痛・頭痛でご予約されている方で風邪の症状、発熱ののある方は、予約したあとでも構いませんので【必ず】電話にて事前に申し出てください。

初診の方へ

頭痛外来初診の方はご予約の上、ご来院ください。

ご予約の当日は初診検査のために枠を取っていますので
キャンセルの無いようお願いします。

【 頭痛ダイアリー 】をダウンロードできる方は記入の上ご持参ください

頭痛外来初診予約について

  • 予約が完了すると予約内容確認メールが送信されます。
    メール指定受信で「aoki-iin.jp」からのメールを許可するように設定してください。
  • 予約内容確認メールが届かない場合、診療日・診療時間内にお電話にてお問い合わせください。
《お持ちいただくもの》
  • 健康保険証《必須》、各種医療書
  • 他院の紹介状(診療情報提供書)や、お薬手帳等をお持ちの方は受付にご提示ください

頭痛外来とは

頭痛外来は、頭痛に悩まされている患者様のために設けられた窓口です。
「片頭痛」「群発頭痛」「緊張性頭痛」のほか、「低髄圧症候群(脳脊髄液減少症)」の診断も行っております。患者様の様々な症状に対して、医学的に診察、検査、診断を行いお薬を処方いたします。
当院の医療機器で、より精密な検査を受ける事ができますので、頭痛の悩みを持たれている方は一度頭痛外来を受診される事をお勧めします。

治療の流れ

診察(問診) まずはじめに、頭痛の発生時刻や時期、痛みの持続時間、頻度、部位などをもとに、患者様の頭痛が「他の病気による頭痛」なのか「慢性頭痛」かを判断します。
検査

■「他の病気による頭痛」の場合
以下の検査により、精密な診断を行います。
 ・CT・MRI検査  ・脳波検査  ・血液検査
 ・髄液検査  ・神経超音波検査  ・X線検査


 異常ありの場合:頭痛を引き起こしている病気を治療します。
 異常なしの場合:「慢性頭痛」の場合と同じ判断をします。

 

■「慢性頭痛」の場合
頭痛手帳による頭痛の経過により、「片頭痛」「緊張型頭痛」「郡発頭痛」の判断をします。

診断 患者様にあったお薬の選択と、治療経過を観察します。

お薬について

当院では、頭痛の専門治療薬を各種処方しております。

トリプタン系片頭痛薬

一般名 商品名 作用時間目安 効き方
スマトリプタン イミグラン 約4~6時間 すぐに効いて、すぐ切れる。
内服・点鼻・注射の3種類あり。内服30分、点鼻15分、自己注射5~10分で効果が出るとされている。
2時間程度で切れる。
  1. 2時間以上あければ追加投与可(4錠/日まで!)。
    <2錠⇒2時間⇒2錠>
  2. 1錠で効果不十分な場合は次回片頭痛発作時から2錠を投与可!
ゾルミトリプタン ゾーミック ゆっくり効いて、ゆっくり切れます。
水無しで内服可能
  1. 2時間以上あければ追加投与可(4錠/日まで!)。
    <2錠⇒2時間⇒2錠>
  2. 1錠で効果不十分な場合は次回片頭痛発作時から2錠を投与可!
リザトリプタン マクサルト 早く効いて、早く切れます。
水無しで内服可能
  1. 2時間以上あければ追加投与可(2錠/日まで!)。
  2. 1回目効かなかった場合の2錠開始は投与不可!
エレトリプタン レルパックス 早く効いて、ゆっくり切れます。
副作用が比較的少ないとされます。
  1. 2時間以上あければ追加投与可(2錠/日まで!)。
ナラトリプタン アマージ 約12~24時間 ゆっくり効いて、圧倒的に長く効きます。
  1. 4時間以上あければ追加投与可(2錠/日まで!)。
  2. 1回目効かなかった場合の2錠開始は投与不可!
ラスミジタンコハク酸塩
セロトニン受容体1F作動薬
レイボー 約1時間以内~
数時間で治まる
24時間効果持続
頭痛発作時に通常100㎎1錠を服用
24時間あたりの総投与量は200㎎
発症から経過した頭痛にも投与可能
  1. トリプタンに反応しなかった場合、同じ片頭痛に投与可
  2. 1回目100㎎/1錠で効かなかった場合100㎎/1錠追加可能!

トリプタン系片頭痛薬

種類 一般名 販売名  
カルシウム拮抗薬 ロメリジン ミグシス  
ベラパミル ワソラン
抗てんかん薬 バルプロ酸ナトリウム デパケン
セレニカ
VPA(バルプロ酸血中濃度測定)
トピラマート トピナ TPM(トピラマート血中濃度)
レベチラセタム イーケプラ LEV(レベチラセタム血中濃度)
β遮断薬 プロプラノロール インデラル  
抗うつ薬 アミトリプチリン トリプタノール  
漢方薬 呉茱萸湯 ごしゅゆとう  
釣藤散 ちょうとうさん
五苓散 ごれいさん
桂枝人参湯 けいしにんじんとう
CGRP関連抗体薬
皮下注射
ヒト化抗CGRP
モノクローナル抗体製剤
エムガルデイ
アジョビ
 
ヒト抗CGRP受容体
モノクローナル抗体
アイモビーグ

頭痛・治療薬について

  • 一次性頭痛
    緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛の3つが代表的です。
  • 片頭痛は、様々な誘因を引き金にセロトニンという脳内物質が減少することで、三叉神経という脳神経が興奮してしまい CGRPという血管を拡張させる物質が放出されることで、血管が拡張して炎症を引き起こして激しい痛みが出ると言われています。
  • 頭痛のタイプにより治療薬がありますが、これまでの治療は、頭痛発作が起きたときにセロトニンに似た作用の薬を服用し発作を落ち着かせる方法や、発作自体が起きにくい様に内服薬で調整する治療がなされてきていました。
  • 2021年4月から、日本でも保険診療が可能になった、抗CGRP抗体薬は,CGRPの働きをブロックすることで発作を減らし、また、発作を軽いものにします

エムガルディ

保険適応で、3割負担の場合13,550円(元の薬価は45,165円) 初回月は2本使用します。

アジョビ

保険適応で、3割負担の場合12,407円(元の薬価は41,356円)

アイモビーグ

保険適応で、3割負担の場合12,407円(元の薬価は41,356円)

その他、通常診療の再診料、注射処置料などがかかります。

※当院では下記を推奨しています。

  • 1年以内に脳MRI・MRAを受けており、脳神経外科・神経内科・放射線科のいずれかの専門医の読影によって異常がないと  診断されていること  (検査を受けられたことがない方は、当院を受診された際にMRI検査をご予約いたします。)
  • 頭痛記録(紙手帳、アプリなど)をつけていること。
  • 3カ月以内に当院で血液検査を行っていること。
  • ご自身の片頭痛と使用している治療薬について、ご自身でもよく理解され、説明できること。

3種類の注射の効果はほぼ同じですが、エムガルデイは2022年5月より、アジョビは11月より在宅自己注射が可能です。

注射間隔は4週間に1回、1本注射。アジョビは12週間に1回、3本注射も可能です。 それにより毎月の受診スケジュールの調整や、通院にかかる時間・交通費などの負担も軽減されます。 これらの注射薬の治療を受けることで、頭痛の軽減と生活の質の向上が期待されますので、ぜひご検討下さい。

医療費の控除

1年間で医療費の総額が10万円を超えた場合、確定申告の際の手続きで税金の一部が控除されます。

付加給付

企業などの健康保険組合や共済組合によっては独自の給付制度を設けている場合があります。

高額療養費制度

年齢、所得によって自己負担の上限額が決まっており、超えた場合には超えた金額を加入している保険から支給される制度です。

エムガルデイ

アジョビ

アイモビーク

当院では患者様の状態に合わせた
様々な頭痛治療薬頭痛発作予防薬を取り揃えております
今後頭痛が少しずつ改善し日常生活の質が向上するよう
共に考えながら治療させていただきます

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